鋼琴家本田聖嗣歌與心的故鄉:時代與媒體的變遷
GRAPHIC DESIGN, PACKAGE DESIGN
鋼琴家本田先生寄來的以故鄉為主題的美麗鋼琴音源,深深地觸動了我的內心。
人們會在什麼時候想起故鄉呢?對我來說,或許是寧靜的深夜。在這樣的心情下聆聽故鄉的歌曲,迎接隔天早晨時,會是怎樣的心情呢?——我試著將這份情景透過圖畫表現出來,這就是這次 CD 封面設計的靈感來源。
1. CD 封面的內涵:感官的具象化
在 Spotify 和 Apple Music 成為主流的今日,CD 封面這種有實體的CD,拿在手上反而會有一種不可思議的感覺。
我們將聆聽音源時心中浮現的「寧靜深夜的回想」與「隔日清晨的希望」這兩種情感的對比,透過視覺呈現在封面設計上。我們希望它能成為一個聲音的視覺入口,喚起聽眾的記憶與情感。
2. 媒體的未來:CD、DVD 壓片的去向
我們越來越常思考 CD 或 DVD 等實體媒體(Physical Media)的未來。
尤其令人擔憂的是教育現場或活動中的 DVD 販售。在幼兒園或托兒所的活動中,家長會被詢問「是否要購買活動 DVD?」,但我很擔心:當這些孩子長大後想要回顧這些回憶時,屆時是否還有 DVD 播放器存在?
在這個數位串流盛行的時代,CD 壓片和 DVD 壓片未來會如何發展,是一個值得我們深思的問題。
📌 實體媒體的價值與設計師的角色
即便如此,CD 封面和 DVD 包裝所具備的價值仍然無法被抹滅。
- 收藏性: 作為實體物品的擁有慾望,以及對藝術家的尊敬的體現。
- 藝術價值: 充滿了數位串流無法傳達的設計師所追求的尺寸感、質感、印刷細節的用心之作。
我認為,正因為身處於數位主宰的時代,我們更應持續追求表現方式,最大限度地發揮實體媒體中「能以實體留存的特殊價值」。

ふるさとの歌。
こころの歌。

ピアニスト本田さんからいただいた故郷をテーマにした美しいピアノ音源に、心を動かされました。
人は、どんな時に故郷のことを思い出すでしょうか。私にとってそれは、静かに夜が更けていく時間かもしれません。そんな時に故郷の歌を聴き、迎えた翌朝の気持ちはどのようなものか——その情景を表現したのが、今回のCDジャケットのデザインです。
1. CDジャケットに込めた想い:感覚の具現化
SpotifyやApple Musicが主流となった今、CDジャケットという実体のあるアートワークは、手に取るとかえって不思議な感覚を覚えます。
私たちは、音源を聴いて心に浮かんだ「静かな夜の回想」と「翌朝の希望」という、二つの感情のコントラストを絵で表現し、ジャケットに落とし込みました。それは、リスナーの記憶と感情を呼び起こす、音の視覚的な入り口となることを願ってのことです。
2. メディアの未来:CD・DVDプレスの行方
CDやDVDといった**物理メディア(パッケージ)**の将来について考える機会が増えました。
特に懸念するのは、教育現場やイベントでのDVD販売です。幼保園のイベントなどで「DVDを購入しますか?」と尋ねられますが、今の子供たちが大人になって、思い出を振り返りたいと思った時、果たしてDVDプレーヤーが残っているのだろうか、ということです。
デジタルストリーミング全盛の時代において、CDプレスやDVDプレスが今後どうなっていくのか、その行く末について考える必要があります。
📌 物理メディアの価値とデザイナーの役割
それでもなお、CDジャケットやDVDパッケージが持つ価値は消えません。
- コレクション性: 物理的なモノとしての所有欲と、アーティストへのリスペクトを示すアイテム。
- アートワーク: ストリーミングでは伝わらない、デザイナーが意図したサイズ感、質感、印刷のこだわりが詰まった作品。
私たちデザイナーは、デジタル全盛の時代だからこそ、物理メディアに残された**「形として残る特別な価値」**を最大限に引き出す表現を追求し続けるべきだと感じています。
誰でもこころに「ふるさと」を持っています
素晴らしい日本唱歌メドレー「ふるさとの四季」、日本歌曲、イギリス歌曲、イタリア・カンツォーネ、オペラの名曲・・・懐かしさを感じる数々の名曲
2年の時を経て、ついにCD化されました
CDプレーヤー持ちの方ぜひ!
こちらで購入できます。https://ottava.official.ec/items/50497202
CD発売記念コンサートを終えて
https://www.youtube.com/watch?v=q7VGjrZWXg0
■アルバム概要
『ふるさとの歌。こころの歌。』
演奏 澤江衣里(ソプラノ)、中嶋克彦(テノール)、本田聖嗣(ピアノ)
東京コンサーツ
R-2160752 (2021年8月8日リリース)
■収録曲
1. ふるさとの四季(日本唱歌メドレー) C
2. 小さな空 A
3. 夏の思い出 A
4. さくら横ちょう A
5. からたちの花 A
6. 行け、麗しの薔薇よ A
7. 静かな午後 A
8. オ・ソレ・ミオ B
9. マリウ、愛の言葉を B
10. 川の流れのように B
11. 広い川の岸辺 B
12. グラナダ B
13. 愛らしい乙女よ(ラ・ボエームより) C
14. 高鳴る調べに(メリー・ウィドーより) C
A 澤江衣里/本田聖嗣
B 中嶋克彦/本田聖嗣
C 澤江衣里/中嶋克彦/本田聖嗣
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演奏家プロフィール
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澤江衣里 Eri SAWAE ソプラノ
国立音楽大学声楽科首席卒業。東京藝術大学大学院修士課程及び博士後期課程修了。博士号取得。日本学術振興会より奨学金を得て2010年と2012年、ロンドンに短期留学。2006年から、バッハ・コレギウム・ジャパンの声楽メンバーとして国内外の演奏会、レコーディングに参加。大友直人指揮、日本フィルハーモニー交響楽団との共演他、オペラ作品にも多数出演。第79回日本音楽コンクール声楽部門第二位入賞(最高位)。第11回東京音楽コンクール声楽部門第二位入賞(最高位)。東京藝術大学付属音楽高等学校非常勤講師。
中嶋克彦 Katsuhiko NAKASHIMA テノール
福岡教育大学音楽科卒業。東京藝術大学大学院修士課程オペラ科修了。同大学院博士課程オペラ科修了、博士号取得。2012年より文化庁在外派遣研修員としてドイツに留学。マインツ音楽大学のバロック声楽コースにて研鑽を積んだ。宗教曲やオラトリオなどコンサートのソリストとして多数出演しており、国内の主要オーケストラとの共演も多い。また、バッハ・コレギウム・ジャパンや声楽アンサンブル「ラ・フォンテヴェルデ」のソリスト、メンバーとして国内外の演奏会や録音に参加している。オペラにおいては、第50回藝大オペラ定期モーツァルト「コシ・ファン・トゥッテ」のフェルランド役でデビュー。以降、新国立劇場や東京室内歌劇場等、オペラの舞台でも活躍している。
本田聖嗣(ピアノ)
東京藝術大学器楽科ピアノ専攻卒業。藝大在学中にパリ国立高等音楽院ピアノ科にも合格。同音楽院ピアノ科・室内楽科のプルミエ・プリを受賞して卒業。仏・伊など数々の国際ピアノコンクールにおいて幾多の賞を受賞し、ソロ・室内楽の両面で活動を開始する。
演奏以外でも、TVドラマなどの音楽の作曲を担当するほか、クラシックラジオ「OTTAVA」や「オペラ紅白歌合戦」の司会も務めている。テレビにも出演多数。日本経済新聞、J-CASTなどネットメディアへの連載の執筆や、演奏会企画も手掛ける。
日本大学芸術学部、ヤマハ・マスタークラス講師。日本演奏連盟会員。
